日々是呼吸


カテゴリ:しないときめたこと( 28 )



趣味にできなかった習い事

高校の頃、茶道を習っていました。
きっかけは華道部に入っていたこと。外部から来てくださっていた先生が、ご自宅でお茶の教室を開いておられたので、週末に通うことにしました。

お茶はとても楽しく、理にかなった所作に日本文化を感じることができました。
若い頃にお茶を習っていた母も、喜んでいました。

そんな私がお茶を続けなかったのには、理由があります。
実話なので書いてしまいますが、先生に誘われて初めて出かけたお茶会で、母に借りていた象牙の黒文字を、盗られてしまったからです。

そばに置いていたのに、いざ使おうと思ったらケースごと忽然と消えていました。
間違いなく、一瞬の隙に参加者の誰かに持っていかれたのです。

他の友人と参加していて、我々はどこからみても初心者でした。
不慣れな様子に、イラついたのがきっかけなのかも知れません。
だからと言って、人のものを勝手に持ち去って良いわけではない。しかも高校生相手に…

初参加にして、伝統文化にまつわる人の底意地の悪さの洗礼を浴びて、私はもうお茶を楽しいとは思えなくなったのでした。

社会人になって、友人に誘われて教室を見学したり、自分から思い直して受講したりもしました。
まだ、お茶は日本文化の根幹だと思っていたからです。楽しさを思い出せるかもしれないと。

しかしながら、お稽古で小耳に挟む、大先輩であろう方々の言葉の端々から、何かザワッとするものを感じ、そのたびに盗まれた黒文字の一件を思い出すのです。
私にかけられた言葉には、嫌味のかけらはなかったはずなのですが。

ああ、私は、この人たちとは合わないのかもしれない。

以来、お茶の世界とは無縁です。


合わない人達がいる、そんな理由でやめてしまうのは、愚かなことだと思われる人もいるはず。
お茶のほかにも、参加者とそりが合わなくてそのものや活動が嫌いになったことがわたしにはあります。

何をするか、よりも、誰とするか。私にとっては、そちらの方が重要でした。
そして、悪意ある盗難に遭ってしまったことで、お茶とはご縁がなかったのだと今では確信しています。

お茶に誇りを持って取り組んでおられる方には、不快な話だったと思います。
お茶を楽しいと思ったのに、こうやって離れてしまった人もいるという現実を、書いてみました。






[PR]
by cocue-cocue | 2018-08-15 02:04 | しないときめたこと | Comments(0)


不幸に向き合う隣人がいるとき

何をもって不幸というのか、価値観はさまざまだと思いますが、知人の1人が、気の毒な出来事に見舞われました。

周りにいた人は皆、心配しました。何とか励まそうと、あくまでも善意のつもりでいろんなことを言ったりしたりします。
ところが、それってやり過ぎでは?とか、いくらなんでもはしゃぎ過ぎでしょ?といった形でエスカレートしていったとき、私は見てられず、同調することを選びませんでした。

経験者以外に発言する権利がない、などというつもりなどありません。
しかし、勝手に想像して決めつけたりとか、独りよがりななぐさめの言葉をかけるというのは、思いのほかなぐさめられた方の人たちを深く傷つけます。
当人が善意に基づき行動しているつもりだけに、タチが悪い気がしてなりません。

今回また、ほとぼりが冷めた頃に、不幸な出来事に遭われた方から、今は会えないという趣旨のメッセージが届きました。
ところがそこで、いろんな言葉をかけたり、はてまた不参加を表明している相手にその会合の動画を送ったり、やってる人たちは「我々って良いことしてるのよね」とカタルシスまみれになっているものの、受け手にとっては傷口にカラシを刷り込まれていることにしかならないような言動を「良かれと思って」重ねる人たちがいて、本当にげんなりしました。

そうっとしてさしあげることこそ、今相手が必要なことなのではないかと。

何か行動しないと気が済まないのか、はたまた善人アピールなのかわかりませんが、私はお友達にはなれない人々です。


[PR]
by cocue-cocue | 2018-06-09 23:13 | しないときめたこと | Comments(0)


人間関係を整理する

年明けからの脱依存プロジェクトで、コーヒーと寝る前のスマホを止めてみました。
結果、おだやかな気持ちで過ごせることが増えて、なんだかいい感じです。

ここで私が次に試したことは、人付き合いの整理です。

かつての同僚(退職者含む)と、定期的に会ったりメールをしたりしていました。
でも、気がついてしまったんです。
私、もうこの人たちと関わる必要がないってことに。

世間話をわざわざすることもなければ、当時を懐かしむこともない。私の人生にはもう関係のない人たちだなと思ったとき、たまたま集まりませんか?と連絡がありました。 

わざわざ時間を割いてまで、会いたいと思うか?
心に問うてみたところ。

答えはキッパリ、NOでした。

都合がつかない時期なので、私は参加しないと伝えたところ、別の候補が来ました。
でもキッパリ、返信したんです。
私以外の皆さんでどうぞ、って。

もうあなたたちと会うことはないだろう。
そう思っているから。
残念ながら、私にとっては旬を過ぎたしがらみでしかない。
その人たちといつまでも関わっているせいで、断ち切れない何かがある。
そう思って、心のままにお断りしたのでした。

心が痛むかな、と思っていたら、意外にもそんなことは全くなくて。
むしろ、せいせいした気持ちになっています。

こんなにスッキリするとは、自覚のない負担感をずっと抱いていたんだと言わざるを得ません。

これで気が重くなる予定が入らなくて済んで、さっぱりした気持ちです。
 
空いた時間は、身体を休めたりして、のんびり過ごしたいな。


[PR]
by cocue-cocue | 2018-02-05 23:22 | しないときめたこと | Comments(0)


もはや定着(コーヒー断ち4週間経過)

 気がついたら、1月も終わり。私のコーヒー断ちも実に4週間を過ぎました。

ここまで来ると、もはや定着しきっていて、飲まないのが当たり前になっています。
ランチに出かけて、食後の温かい飲み物の選択肢が限られていて、カフェオレを飲んだのが唯一のコーヒーらしきものの摂取でしょうか。

ここへきて、激しい睡魔がまた襲ってくるようになりました。
カフェイン摂取が大幅に減って、なぜか眠気も減ったはずなのに。
不思議に思っていたところ、なんのことはない、生理前特有の現象でした。
そういえば体重も増えていて、甘いものが欲しくなるなぁとは思っていたものの、コーヒー断ち疲れが原因かと思ったのですが、違ったようです。

コーヒーをやめたおかげで、体の変化が敏感に伝わるようになった気がします。メリットはとても大きいといえそう。
よほどでないかぎり、かつてほど真夜中まで起きていることもなくなり、割と早めに寝ている気がします。
疲れているときは、その限りではありませんが。

このまま2ヶ月目にすんなり突入できそうな、私のコーヒー断ち生活です。


[PR]
by cocue-cocue | 2018-01-29 10:49 | しないときめたこと | Comments(0)


時間にゆとり(コーヒー断ち25日目)

人生からコーヒーが姿を消して25日目に。細かい変化がいくつかあります。

その一つが、なんだか時間が余る、という不思議な現象です。

かつてはコーヒーを飲んでドライブかけて仕事したり何かに取り組んだりしていました。
激しい頭痛や眠気と戦っていたコーヒー抜き生活初期を経て、今や普通に過ごしながら、ふと気付いたのです。

考えられるのは、コーヒーにまつわるあらゆる時間が節約できていること。買いに行く、カフェで飲む、自分でドリップするといった、諸々の工程にかかっていた時間が不要になって、チリも積もればといった具合でゆとりが生まれたのでしょうか。

物理的なゆとりのせいか、最近は心の底から腹を立てたり、ムカついたりすることが劇的に減りました。
周りの環境は、なに一つ変わっていないというのに。

原因はわかりません。
コーヒーで疲れをごまかして過ごしていたことで、ストレスがたまっていたのが、疲れを解消するように変化したからか。
飲み物摂取を通じて、気質が影響を受けてイライラしがちだったのか。
なんだか気が抜けたような感じで、毎日淡々と過ごしています。
人との関わりも少し減って、それ自体に何か悩む事もあまりなく。

健康に配慮しているという意識が高まったのか、ほんの短時間ですが体操してみようという気持ちまで芽生えています。
肩こり解消を目指すレベルで、ラジオ体操ほど熱心な運動とは言いがたいのですが、少しでも体を動かすことに慣れてきました。これも、コーヒー断ちで浮いた時間の新たな使い道かもしれません。

もうここまでくると、私はコーヒーを飲まなくても大丈夫です。

今年最初にして、最大の断捨離に成功したのかもしれません。


[PR]
by cocue-cocue | 2018-01-25 09:10 | しないときめたこと | Comments(0)


そういえば、体が重くない(コーヒー断ち22日目)

早いものでコーヒーとお別れして3週間を過ぎました。
寝る前にほんの少し、ブランデーのお湯割りを飲むクセがついて、朝はぼんやりすることが増えていますが。
昼間、だるいとか体が重いとか、感じなくなりました。

仕事を始めて以来、重い身体にムチ打ってベッドから抜け出し、かなり辛い思いをしながら出勤していた期間が何度かありました。そんな状態とはほぼ無縁になり、気分も穏やかに落ち着いている気がします。

コーヒーブレイクを取らなくても平気というか、何かに着手するたびに「まずはコーヒーを飲んで気合を」みたいな動作が不要になりました。
これまではそういう踏ん切り行動がかならず必要でした。
無理して生活していたんだと痛感しています。

このままどこまで続くか、しばらく様子を見ていきたいです。


[PR]
by cocue-cocue | 2018-01-23 13:09 | しないときめたこと | Comments(0)


寝込まなかった土曜日(コーヒー断ち3週間)

思えば体調がすぐれないと言っていたのはいつからだろう。
秋の子供の運動会は無理を押して参加した(競技にも)。
家族との旅行も、フラフラになったけれど頑張って出かけた(これはとても素敵な旅になったので、行った甲斐はあった。寒かったけれど)。
でも、12月の行事は行けなかったし、子供の習い事のリハーサルも付き添えなかった。

週末や連休に寝込むことがとても多かった。
朝寝坊に昼寝、特に冬に入ってからは、夕方に電池切れを起こしてそのまま夜まで寝込んでいた。
外出もままならないことばかりで、年末年始もほとんど家から出なかったような。

仕事は休まず通っていたけれど、本当は休みたい、幾度となく感じていた。

ところが。
土曜日の朝、平日と変わらない時間に目が覚めて、二度寝の誘惑を断ち切って起きてみて。ふと手持ち無沙汰になり、ずっと気になっていた部屋の片隅の片付けに取り組むことができた。

しなくてはいけないことがたくさんあるのに、とにかく体調がすぐれなくて、横になったり寝込んでいたり。それが私の大半のここ数ヶ月の週末だった。

それが。
自然に「やってみよう」と思って体が動いて、少なくとも着手前よりは片付いた状態にできた。

午後からは子供の用事に付き添って外出。家族と合流して、また離れて買い出し経由で帰宅して。

夕食を用意しようとして、はたと気づいた。
私、起きてるじゃない!夜まで。

ここしばらくの私にとって、これがどんなに珍しいことかと語ると、本当に呆れられるはず。こんな状態だったからこそ、昨年末までは何かをするために、するたびに、コーヒーを飲まずにはいられなかったんだと今ならわかる。

年明け以降、コーヒーの力を借りなくなって、違う意味での睡魔に襲われ続けた。当初の頭痛、日中のぼんやり感、一度寝たら最後とばかりの連続睡眠。これはカフェインを急激かつ大幅に減らしたからだとわかっていた。

そしてようやく、コーヒーを飲まずして、普通に起きていられる体になったみたい。

カフェインを摂ることで疲労感がごまかされて、無理をする格好になり、本来必要な休息が取れていなかった?

カフェインそのものが私の体に負担をかけて、眠れないと済まないほど消耗しきっていた?

理由はハッキリとわからないけれど、間違いないのはこの土曜日、いつもの週末の寝だめなしで過ごせたこと。外出も買い物も済ませられたこと(余談ながら家族とパフェまで食べたほど)。

もしかしたらこれが当たり前なのかもしれないけれど、私にはとてもとても画期的な節目になっていて、とてもうれしく、静かに満たされた気持ちです。

とはいえ、今も玄米茶からカフェインはとっているため、これはカフェインだけが理由とは思えません。きっとコーヒーの何かが、私に大きく影響していた、そういうことなのでしょう。






[PR]
by cocue-cocue | 2018-01-21 00:03 | しないときめたこと | Comments(0)


コーヒーなし人生に慣れる(コーヒー断ち18日目)

コーヒーをやめて18日目。かつての私なら間違いなくコーヒーを飲んでつぶした空き時間にしたことは。

1)最終セール中の洋服屋さんでお買い上げ。気に入ったワンピースに加え、よいしょされてつい買ってしまったコート、その精算中にうっかり見つけたレザーのショートジャケットと、合計3点も買い物してしまった。
本当はもう少し単価の低い店舗に行く予定が、バスに乗り遅れて徒歩圏のお店に行ったのが運の尽き。
もっと時間があれば、別のお洋服も品定めしたはずだけど。少なくとも購入可能な状態にいるだけに、今気に入ったものを遠慮なく買うことにしました。

2)まさかのホットミルクを注文。
予定のある場所の近くでベーカリーカフェを見つけて。コーヒーを飲みたくない私が選んだのがホットミルクでした。
原価率を考えてみたいところではありつつ、なんとなく満足もできたのでまあ良いかと。

3)親しい人たちと新年会。
四つ星の焼肉屋さんで、食べる飲む食べる。本当に至福のひと時。職場生活が決して楽しくなんかないからこそ、こんな息抜きが幸せなのかも。というか、本質的にそれで良いのかはさておき。

満足度高く、本日はウキウキでした。


[PR]
by cocue-cocue | 2018-01-19 00:00 | しないときめたこと | Comments(0)


お腹の調子、コーヒー抜きで変わる?(コーヒー断ち12日目)

(更新し忘れていたので、改めて)

コーヒーをやめて12日目にもなると、スタバで紅茶系飲み物を買うことに全く違和感を持たなくなります。
美味しい紅茶店を探せると良いのですが、これではカフェイン断ちにはなりません。白湯以外の飲み物をどうするか、課題になりそうです。

(追記)
この日もカフェでお昼を取り、チャイラテを注文しました。
コーヒーがメインのお店だと、ストレートティーを頼むのは気が引けて、結果的にミルクを使った非コーヒー系飲料を買うことが増えています。
糖分の取りすぎで体重増につながるのではないかと危惧しています。フレーバーお白湯など、工夫してみたいものです。

(さらに追記)
この日はお腹を壊していて、コーヒーをやめたことがどこまで影響しているのか気になっていたのです。
風邪やインフルエンザが多い季節のため、コーヒーとは無関係な症状だった可能性もありますが、頭痛の記憶から体調変化に敏感になっていたのでした。


[PR]
by cocue-cocue | 2018-01-12 15:48 | しないときめたこと | Comments(0)


この動悸、もしや(コーヒー断ち11日目)

1年半以上会っていなかった友人と、久々に再会しました。
ランチのお店はドリンクバーがありました。自宅で美味しいコーヒーをもてなしてくれたこともある友人は、ホットコーヒーを選びました。温かい飲み物は他に紅茶しかなく、アールグレイかオーガニックブレンドの中から後者を選んだのですが。

口にしてしばらくすると、胸がドキドキし始めてきたのです。
これっていわゆる動悸ではなくて?
もしかして、カフェインをしばらく取っていなかったために、紅茶でこんなに反応が出てしまったのかも…カフェインの力に驚くばかりでした。

これからの方針として、仮にコーヒーが出てきたらありがたく頂きつつ、自分から買いに行ったり入れたりはしないでおく予定です。
でも、あまりにも飲まないでいると、今回のような急な動悸に見舞われてしまうのかも。
この先のさらなる展開を注視したいです。


[PR]
by cocue-cocue | 2018-01-11 19:37 | しないときめたこと | Comments(0)

    

出して、取り入れて。ものや知恵と出会い、手放す毎日。
by cocue-cocue
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
外部リンク
検索
タグ
最新の記事
出せば、入るのおはなし
at 2018-10-09 10:02
ご機嫌を保つーー崩れるとてきめん
at 2018-09-29 23:30
海老ワンタン麺
at 2018-09-21 14:38
ストイック・ネイビー
at 2018-09-11 08:13
荷物を減らしたい
at 2018-08-22 01:46
最新のトラックバック
ブログパーツ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧