ここしばらく、スロージョギングは第2子がお伴していました。休校でずっと自宅にいて、運動する機会が激減する中、小さな体で大人のジョギングをこなすのは、本人にとってはそれなりの運動量になっているのではないか、と期待したいところです。
第2子は身軽で、体を動かすのが大好き。小柄ですが懸命に走っています。
そしてこの日は、久しぶりに第1子とスロージョギングに出かけました。
隣の小学校の脇を抜けて、大学の校舎まで住宅地の道を選び走っていきます。車はほとんど見かけない通りですが、仕事や買い物帰りの人たちとすれ違う、いわゆる生活道路です。
しばらく走って、第1子が言いました。「ママ、走るの速くなった!」。
相変わらず速歩きの人に追い抜かれるレベルで、スピードを上げることも距離を稼ぐことも全く意識せず、マイペースに走る日々です。気ままに走り、程よい疲れを味わいつつ、負担感も義務感もなく取り組む、そんなスタンスだけに、速くなったと言われたのは意外でした。
ちなみに第1子は途中で脇腹が痛くなり、歩いたり、ゆっくりとなんとか追いついている感じで。
道中に明治時代の文豪の家があったことを示す看板を見ても、全く関心を示さず、お伴している、という感じでした。歩いたとしても、体を動かし、外気に触れ、陽の光を浴びるのは健康にとってプラスでしかないはず。走ることだけが是とは決して言い切れません。
継続は力なり、を体現しているかはさておき、毎日続けることで少しずつでもスロージョギングらしくなってきている可能性があります。無理して速くなろう、長く走ろう、とは全く思っていませんが、何かしら前進しているのであれば、人間って捨てたものじゃないかも。