ここ1週間は浮き沈みが激しい出来事が重なり、少し予定も多めだったからか、お腹をはじめ体調も少し崩していました。
こんなときこそ、関係ない話で気分転換したいものです。
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ウェブサイトで、素敵なリュックを見つけました。
一目ぼれしたのが、リュックらしからぬ色味とデザイン。同じ生地を使った他のリュックと見比べても、この型番が一番ステキだな、と思って眺めていました。
同じ型番には国内リュック市場でド定番ともいえるブラックの品揃えもありました。
ほしいなぁ。
どちらが良いかなぁ。
ずっと迷っていたのです。
一目ぼれしたリュックは、強烈とはいえませんが間違いなく個性的なデザインで、服装を選ぶのは確かでした。
黒なら通勤に使ってもおそらく変ではないし、もちろん休日や街以外でも使える。便利は便利だけど、でもブラックなんだよなぁ。多くのブランドにあるし、使っている人も男女世代問わず圧倒的に多数。普通すぎるかなぁ。
そう思いながら、何日間も見比べ続けていました。
そして冒頭に書いた、とある出来事でストレスが極限まで肥大したとき、自分を落ち着かせたかったのか、スマホからリュックのサイトを見に行きました。
すると、そこにはブラックのみ、表示されていたのです。
あ、誰か、買ったんだ。
そのサイトは親切にも、品切れの色・デザインを確認できるしくみになっていました。
見たところ、一目ぼれしたデザインは「品切れ」のリストに移っていたのです。
買っておけば良かった。
そんな思いがちらりと頭をかすめた次の瞬間、私はブラックを買い物かごに入れ、数分後には決済を終えていたのでした。
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そんなに気になっていたなら、さっさと買えば良かったのに。
でも私は、わかっていたのです。
買えば気に入っていたはずだけど、それは愛でるためだけの購入でしかないことを。
そうやって消去法の買い物をすることで、私は堂々と、使うシーンは間違いなく沢山あるであろう、しかしながら割と普通のデザインに過ぎない、ブラックを選ぶ自分を納得させたのでした。
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本当はそれだけではありません。
前の週に通販サイトをひたすら探して、ようやく見つけて注文したばかりのリュックがあること。
別件で出かけた際にふらりと立ち寄ったバッグ専門店で、熱心に説明を受けていたはずレザーのバッグではなく、視界に入ったとあるバッグに目を奪われ、買ってしまったこと。
どれだけ買ってるんだ!と自分にあきれつつ、元からのストレスが品切れという突然の展開でさらに増幅し、またもや買ってしまったのです。とはや正当化できないレベルに達していると自覚するしかありません。
ちなみに通勤時は持ち手のあるバッグを使っています。
一気に3つもリュックを増やして、どうするつもりなのかと自制心のなさを恥じるしかありません。
ちょっとした外出でも、泊まりの機会でも、こまめに使おう。
そんな言い訳しか、見つかりません。