とても広い公園に、ピクニックに出かけてきました。
前から使っているサンシェードに加えて、今回は新しく買ったレジャーマットも持参。芝生に広げて腰かけると、クッションが心地よくて、思わずゴロンと横になってしまいました。
母校には芝生が広がる大きなグラウンドがあり、今の季節はお昼休み、お弁当を広げてのんびり過ごしていました。
ただそこに芝生がある、それだけで外に出ておしゃべりに花咲かせながら昼食を取っていたのですが、今となってはとても豊かな時間を過ごしたものだと感じます。
芝生の上のマットで寝転がりながら、考えました。
最後に大地で大の字になったのは、いつだっただろう。
海水浴に出かけた時ですら、海辺でゴロンと転がってみたかどうか、記憶はあいまいで。しかも海辺で過ごしたのは何回前の夏だっただろう。
公園とはいえ、日頃過ごしている都市と比べると自然が豊かな場所で、体を横たえて大きく深呼吸していると、私たちが本当にゆったりできる瞬間というのは、土の上だけなのかもしれない、そんな思いがあふれてきました。
コンクリートに固められた町のおかげで、便利な生活を送ることができているけれど、人はやはり、土の上で大空を感じたい生き物なのかも。
ビーチや大きな公園で集まってヨガをする人たちが気持ち良いと感じるのも、こういう理由かな?
日差しを浴びたり、心地よい風に吹かれたり、なんとも贅沢な時間を味わった休日でした。