人生からコーヒーが姿を消して25日目に。細かい変化がいくつかあります。
その一つが、なんだか時間が余る、という不思議な現象です。
かつてはコーヒーを飲んでドライブかけて仕事したり何かに取り組んだりしていました。
激しい頭痛や眠気と戦っていたコーヒー抜き生活初期を経て、今や普通に過ごしながら、ふと気付いたのです。
考えられるのは、コーヒーにまつわるあらゆる時間が節約できていること。買いに行く、カフェで飲む、自分でドリップするといった、諸々の工程にかかっていた時間が不要になって、チリも積もればといった具合でゆとりが生まれたのでしょうか。
物理的なゆとりのせいか、最近は心の底から腹を立てたり、ムカついたりすることが劇的に減りました。
周りの環境は、なに一つ変わっていないというのに。
原因はわかりません。
コーヒーで疲れをごまかして過ごしていたことで、ストレスがたまっていたのが、疲れを解消するように変化したからか。
飲み物摂取を通じて、気質が影響を受けてイライラしがちだったのか。
なんだか気が抜けたような感じで、毎日淡々と過ごしています。
人との関わりも少し減って、それ自体に何か悩む事もあまりなく。
健康に配慮しているという意識が高まったのか、ほんの短時間ですが体操してみようという気持ちまで芽生えています。
肩こり解消を目指すレベルで、ラジオ体操ほど熱心な運動とは言いがたいのですが、少しでも体を動かすことに慣れてきました。これも、コーヒー断ちで浮いた時間の新たな使い道かもしれません。
もうここまでくると、私はコーヒーを飲まなくても大丈夫です。
今年最初にして、最大の断捨離に成功したのかもしれません。