年初めからコーヒーを飲むのをやめて、8日目になりました。激しい頭痛で寝込んで以来、やたらと眠気に襲われたり、目覚め後は眠くないのに頭が痛くて目が開けられなかったりと、体調には変化が出ています。
頭痛に慣れたのか、治まってきたのか、素人判断ではわかりませんが、少なくともずーっと頭が痛いという状況ではなくなっています。
インターネットで調べると、コーヒー断ちと入力するやいなや「頭痛」の単語が上がってきます。事前に何も調べず、突然コーヒーをやめてみた私にとって、こんなことになるとは予想外でした。おはずかしいものです。
とはいえ、寝起きに未経験の頭痛に見舞われてすぐ思ったのは「コーヒーをやめた禁断症状かな?」でした。ある意味勘が冴えていたともいえます(頭痛後に気づくのは手遅れともいえますが)。
ところでなぜ、年始からすんなりコーヒーをやめることにしたのか。
理由はいくつかあります。
一つはやはり、人生を変えるには、これまで通りの行動ではダメだと思ったから。
手っ取り早く取り組めることとして、日常的に愛飲しているコーヒーをやめることを決めました。
やめる習慣の中からコーヒーを選んだのは、かつてコーヒーが全く飲めなくなった経験があるからです。
一度は妊娠中で、食べ物の好みがガラッとかわり、視界に入らないカフェの存在を嗅覚で察知するほど、コーヒーの香りだけで気分が悪くなってしまったのです。
もう一回は昨年の梅雨頃で、どういうわけかコーヒーを飲むのが辛い、全く欲しくないと思うようになりました。しばらく飲まずに過ごした後、アイスコーヒーなら大丈夫(夏でも飲まないほど普段は口にしない飲み物です)になり、その後はコーヒー牛乳やカプチーノなら飲めるようになりました。結局コーヒーを飲む習慣は取り戻したのですが、今から思えば体が疲れていたのでしょう。
飲めなくなった日々を過ごしたことがあったため、やめたくらいで辛くてのたうち回るような思いも、発狂するほどの飢餓感にさいなまれることもないと踏んでいたのです。
結果的に、コーヒーで気合いを入れる朝や仕事の合間だけは、コーヒー習慣を思い知らされるものの、飲めなくてつらいとか、苦しいとか感じませんでした。
辛かったのは、予想外の頭痛と激しい眠気で、あくまでもコーヒーを飲めないこと自体ではないのです。
だるさや頭痛、眠気がいつ消えるのかわかりません。ずっとこのままということもないでしょう。
割に安易な気持ちで取り組んだコーヒー断ちで、こんなことになるとは想定していませんでした。逆にいえば、無意識の習慣がどんなにその人に影響を与えているのか、身をもって感じたとも言えます。
そうそう。カフェイン断ちの体験談などを読むと、やはり頭痛に苦しむ人が多く、前もって頭痛薬などを用意したりされているようでした。
最低でも数日間は影響が出るので、普段の生活を送りながら取り組まないようにというアドバイスも、頭痛になってから見つけました。
幸いにして元日から始めた私は、この三連休で頭に激痛を走らせて、少し落ち着いたところで休み明けとなりそうです。運良く日々の暮らしを破綻させずに済んだのは、本当についていたとしかいえません。
この先もまた、コーヒー断ちその後を綴りたいです。
ご参考までに
コーヒーを飲まなくなって代わりに飲んでいるのは、水、白湯のほか、黒豆茶、ルイボス茶です。紅茶はたまたま自宅で切らしております。
コーヒーはやめたのにお酒は時々飲んでいます。
かつては牛乳にコーヒーやココアを加えて飲んでいましたが、これからはそのままか、きな粉ミルクにしようかと考えているところです。