親から十分な愛情をもらえないうえ、気持ちを出すことも認めてもらえなかった。
いや、正確に言うと、気持ちを出させてもらえなかったからこそ、私の気持ちは誰にも伝わらない。
もとい、父親も母親も、私の気持ちを認めなかったために、逆なでしたり、踏みにじったり、はたまた平気で傷付けていたのでしょう。
彼らは我が子の気持ちを知ろうとしなかった、いや知りたくなかった。
あくまでも一方的に、自分達のやりたいことをやりたいように子供に押し付けてきた。
押し付けたことについて、子供に感謝を要求した。
「ありがたいと思いなさい」の決め台詞で。
私が失敗したときは
「ほれ、見てごらんなさい」
「だから言わんこっちゃない」
なじることはあっても、慰めたり励ましたりはなかった。
常に、突き放されていました。
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第一子の子育てを始めた頃。
うっかり家具に体をぶつけた私の子供が泣いたとき
「自分でしょ」
といい放った母。
「ぶつかったのは自分なんだから、痛くて当然、泣くべきではない」が母親の言い分でした。
「よしよしと猫なで声で慰めたりしたら、甘えて付け上がる。自分でしょ、ときっぱり言わないとダメ」そう指導されて、おかしいな、変だなと思いつつ、同じように第一子に対応してしまっていた私。
子供に悪いことをしてしまったと悔やんでいます。
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自分の親は、私のことを受け止めてくれなかった。
発達障害の有無は、もう、どうでもいいです。
親として、機能を果たしておらず、子供の私は押しつぶされてきた。
彼らと没交渉になり、それは間違いではなかったなと、しみじみ感じる昨今です。
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