前回、空き箱や未使用の段ボールを捨てられずにずっと取っておいた、という話を振り返りました。
もう一つ、箱との接し方を変えてみた部分があります。
それは…日頃使うものを、箱に入れようとしないことです。
調理家電を例に取ると、
毎日使うオーブントースターや電子レンジは、ふつうに棚においているのに(これまでの私はその外箱は別途保管していましたが)、使用頻度がやや落ちるミキサーや電気式グリルあたりは、箱に入れたままキッチンのシンク下やら吊り戸棚に収納していました。
「使うときに出せばいい」と思っていたのです。実家の場合は、この手の品は、勝手口をでたところ(戸外、軒下)にある物置にしまわれていたと記憶しています。
でも…そうなると、使うことへのハードルが異様に高くなります。
室内で収納している我が家であっても…
踏み台を出して吊り戸棚から下ろす。
箱のほこりをふき取って、開封する。
どう言うわけか発泡スチロールの緩衝材を使って収納するのが当然だと思っていたので、それらを分解し、使用後に片づけるまでしまっておき、空き箱をどこかにおいて…
気力と体力と時間があり、かつどうしても使わなくては!というときなら、仕方なく取り組みますが、ちょっと使ってみようといった時には絶対にしません。
こうやって、後生大事にしまわれたまま日の目を見ず、死蔵品と化したものが、我が家にはどんなにたくさんあることやら。
ましてや、屋外に収納している親の家の場合はどうなることかと…
そもそも収納のスペースに対して持ち物が少なければ、箱に入れて積み重ねたり横向きにしたりしてまで保管する必要はなく、使うときの状態で棚に平置きできるのですね。
キッチン片づけを経て、電気ケトルと電気グリルの活躍場面が増えました。
思えば、外箱というのは本来、工場から出荷し、販売店の倉庫で保管し、場合によっては消費者の家庭に配送する、そのために最適なものとして作られているのですね。
それを日々、出し入れする中で「ケース」として使うこと自体、無理があった気がします。
調理家電に限らず、美容器具あたりも箱のまま引き出しやら棚にしまっていた私。
なぜこんな風だったのか…意外なところに理由が見つかりました。次回に続きますね。
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