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日々是呼吸


続・箱大尽からの卒業

 前回、空き箱や未使用の段ボールを捨てられずにずっと取っておいた、という話を振り返りました。
 もう一つ、箱との接し方を変えてみた部分があります。
 それは…日頃使うものを、箱に入れようとしないことです。

 調理家電を例に取ると、
毎日使うオーブントースターや電子レンジは、ふつうに棚においているのに(これまでの私はその外箱は別途保管していましたが)、使用頻度がやや落ちるミキサーや電気式グリルあたりは、箱に入れたままキッチンのシンク下やら吊り戸棚に収納していました。
 「使うときに出せばいい」と思っていたのです。実家の場合は、この手の品は、勝手口をでたところ(戸外、軒下)にある物置にしまわれていたと記憶しています。

 でも…そうなると、使うことへのハードルが異様に高くなります。
 室内で収納している我が家であっても…
 踏み台を出して吊り戸棚から下ろす。
 箱のほこりをふき取って、開封する。
 どう言うわけか発泡スチロールの緩衝材を使って収納するのが当然だと思っていたので、それらを分解し、使用後に片づけるまでしまっておき、空き箱をどこかにおいて…

 気力と体力と時間があり、かつどうしても使わなくては!というときなら、仕方なく取り組みますが、ちょっと使ってみようといった時には絶対にしません。

 こうやって、後生大事にしまわれたまま日の目を見ず、死蔵品と化したものが、我が家にはどんなにたくさんあることやら。

 ましてや、屋外に収納している親の家の場合はどうなることかと…

 そもそも収納のスペースに対して持ち物が少なければ、箱に入れて積み重ねたり横向きにしたりしてまで保管する必要はなく、使うときの状態で棚に平置きできるのですね。

 キッチン片づけを経て、電気ケトルと電気グリルの活躍場面が増えました。

 思えば、外箱というのは本来、工場から出荷し、販売店の倉庫で保管し、場合によっては消費者の家庭に配送する、そのために最適なものとして作られているのですね。
 それを日々、出し入れする中で「ケース」として使うこと自体、無理があった気がします。

 調理家電に限らず、美容器具あたりも箱のまま引き出しやら棚にしまっていた私。
 なぜこんな風だったのか…意外なところに理由が見つかりました。次回に続きますね。

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by cocue-cocue | 2012-01-31 18:30 | 片付け・整理整頓 | Comments(4)
Commented by 葉桜 at 2012-02-01 23:00 x
箱で思い出したのが.....
半年ほど前に、さすがに、もう古いから、と、嫁入り道具だったパソコンを「断捨離」。
古いパソコンをどうしよう、と思っていたら、古いパソコンで被災地支援、というプロジェクトを発見、したのはいいのですが、念のため、コンピュータに詳しい身内に聞いてみたら、このプロジェクト、ちょっと怪しいんじゃない、初期化してあげるよ、ということで、実家に持参。
その時に、「新しいパソコンの箱」を(今のパソコンの箱って、メーカーによっては、キャリーケースにできるようになってるんですよ、びっくり)「初期化完了したらこれに入れてね」と一緒に持参。
結局、身内はその箱は使わなかったので、箱はいらないんだな、と解釈。
私のパソコンはノート型ですが、持ち運ばない前提、なんで、箱はいらないし、結局リサイクル、というか引き取りをお願いした購入時のメーカーさんも、箱いらないとのことで、箱、捨てちゃいました。
というのがこの半年くらいのできごとです。
Commented by ココリン at 2012-02-02 16:06 x
ものすごくわかります~。箱にしまっていたら使うのが
億劫になったりします。箱からだしてしまうまでの一連の動作が
めんどくさくなることは間違いない。出したまま置くスペースが
ないからというもっともらしい理由をつけたり^^;
ならばその改善方法をみるければよいのに、
箱にしまってという発想がまず浮かぶのは、実家です。


Commented by cocue-cocue at 2012-02-03 15:02
葉桜さま、

そうなんですよね、メーカーさんが要らないってコトは、結局、いらないんですよね。
ネットでモノを買ったとき、「化粧箱入りなら送料は●●円、袋詰めでよければ●●円」といわれたことがあって、すぐに使いたかった壊れないものだったので、迷わず後者にしたのですが…
家においておくと、箱を収納する家賃相当額ってピンときませんが、送料換算するとさすがにもったいない!と分かった、という経験になりました。
Commented by cocue-cocue at 2012-02-03 15:04
ココリンさま、

昔はモノも少なかったから、大事に箱にしまって、使うときに取り出して…とうやうやしくやっていたのだと思うのです。

が、このモノあまり社会、そういうことじゃありませんよね…
しかも持ち物の絶対数も増えていますから、いちいち出したり仕舞ったりの作業が本当におおごとになってしまいかねません。

特に実家の親たちは若くなくなっているので、フットワークも軽くありませんし、死蔵品はますます増えていくんだろうなと気がかりです。どこかで気付いて欲しいものですよね♪

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出して、取り入れて。ものや知恵と出会い、手放す毎日。
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