家の片付けがはかどらない自覚があるからか、物を買うのに以前より慎重になった気がする。
フラッと立ち寄った店やセールで、気に入ったものが見付かっても、ぐずぐず悩んで結局買わないことが増えた。
昨日は300円ショップで、意外と気のきいた物があるなあ、と思いつつ、何も買わずに済んだ。
前から欲しかったこげ茶のインナーがセールになっていたが、踏ん切りがつかず、試着すらしないで店を離れた。
理由は簡単だ。
気軽に買って、部屋の収拾がつかなくなるのを避けたいから。
着る物は、それなりに良質な物を吟味したいから。
結局買い物のお楽しみは「今すぐ使う、消費する」ものが対象になる。
今日買ったのは、無印良品で半額になっていた定形外封筒と一筆箋、クーラーランチ巾着だった。
巾着は帰路にスーパーで冷蔵品を買い、早速入れて帰ったほどだ。
使途をこじつけて買うことは以前からあったが、直ちに使う場面はさほどなかった気がする。
持ち物をフル稼働させて、同じくらい使う当てのあるものを買うくらいが、ちょうど良いのかも知れない。