自分の人生を振り返ることが増えました。
残念ながら、でしょうか。自分でうまくいかなかったなということ、なんであんなんだったんだろうってこと、後悔が山のようにあります。
思い出すのはいろんな世代のエピソードばかり。小学校のころ、高校時代、社会人なりたての頃、などなど。思い通りにいかなかった事ばかりだな、と思うのです。
やりたかったことを実現できなかったり。
したくもなかったことをする羽目になっていたり。
ひとことでいえば、あまり幸せな人生ではなかったな〜と。
ささやかな満足や喜びが得られていればよかったのでしょう。
もちろんそんな瞬間もありました。
ただ、成し遂げるべきことを果たせなかった。
その想いはとてもとても強いですね〜
子どもたちには同じ思いは絶対にさせたくない。
世の中のしくみをもっと早くから、なるべく的確に把握しておきたかった。
どう振る舞えば有利にことが運ぶのか、身近な人たちから教えてもらいたかった。
私の親はとても世間が狭く、「こうあるべき」にとらわれて現実を受け入れられていなかったこともあり、家の中で教え込まれることが社会に通用しない、そんな経験ばかりを重ねました。
そのことに、私が幼い頃から思った以上に傷ついてきたことも、この歳になってようやく気がついたほどです。
うまく立ち回ることができなくて、不利な目にたくさん遭ってきたことを痛感します。
もっとあつかましく、ズルく立ち回ればよかったものを。無防備に人を信じて、裏切られたり売り飛ばされたり、曲解されたり、吊し上げられたり。私の人生は、自分の意に反したことがあまりにも多く起きすぎています。
誰にも邪魔されないで、自分の興味関心に没頭していたい。
何かに集中できたときだけが、私には満足感を得られる瞬間なのです。
こんなはずじゃなかったのにな。
そのひとことで、人生を総括できそうです。