日々是呼吸


カテゴリ:こころと思い( 128 )



仕事納め

 長引いた体調不良もあり、スッキリしないまま仕事納めを迎えました。

 定番ですが、職場で資料を手放したり、ゆっくり取り組んでみたりして。

 ここを離れるときはすべて、手放していくとわかっていながら、まだ踏ん切りのつかない資料も残っています。

 気がついたら、いろんな担当をして、その都度資料を沢山手に入れ、そして手放してきました。

~*~*~*~

 手放したその時、新しいものをつかめるはず。
 あれかこれかの二者択一ではないけれど、あれもこれもにきりがないなら、満足より切り回すことを優先していることになっているのでは。

 目に留まった書籍やネットの文章はいつも「片付ける」「身軽になる」「手離す」も私に訴えかけます。

 今の私がもっとも必要としていることがきっと、抱えすぎたあれこれを下ろすことなのでは。

 幸せ一杯かどうかは分からないけれど、心穏やかに過ごせているのは確か。
 まずは目の前にありがたく感謝しつつ、そのままの私が次の夢を叶えていけたら、と願う年の瀬です。


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by cocue-cocue | 2014-12-26 12:38 | こころと思い | Comments(0)


甘いもの断ち

 終わった夏は私にとり、非常に暑い夏でした。
 負荷もかかったようで、体重を増やしてしまいました。

 少しは気にかけていても、減ったと思いきや…の繰り返しで、一時的な増量が定着化しつつありそうです。

 叶えたいことがあり、ことかけて自己節制しようと誓いました。
甘いものを食べない、という決意です。

 例外として、他の人から頂いたときはOKとします。自分からは買わない。手にしない。それだけでどれほど効果的なのか分かりませんが、増えすぎた体重を元に戻すのも必要なので、取り組みを宣言します!

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by cocue-cocue | 2014-11-25 01:55 | こころと思い | Comments(2)


早起きに生まれ変わった

白状すると、私は朝が大の苦手でした。
目覚まし時計がなったとき、地獄の底に引きずり込まれるかのごとく、ツラい思いをする、そんな寝起きの悪さ、親元にいた頃は母親とそっくりで、遺伝か体質かとあきらめていました。

世の中の人は本当に、ここまで苦悶しながら毎朝起き出しているのだろうか?
疑問はつきませんでした。

朝が早い職場にいた頃は、毎朝目を覚ますが拷問のようでした。
ベルがなる、古典的な目覚まし時計を設置しても、音が聞こえないこともしばしば。
帰宅後マンションのエレベーターを降りた途端、けたたましいベル音が聞こえてきました。
非常ベルが鳴っているのかと思ったら、なんとわが家の目覚まし時計だった、なんてこともありました。そんな騒音ですら、効果ゼロなのです。

*****

子供が生まれてからも、寝起きの苦しみは変わることなどありませんでした。

そんな私が、気がつけば早起きになったのは、この1ヶ月の話です。

何があったのでしょう?

ひとつは、常夜灯を消して、部屋を真っ暗にして休むことを勧められたからです。
メラトニンの働きのために、少しでも光はないほうがよいと。
確かに、寝起きの悪さは、完全に消し始めてから、改善しました。

もうひとつは。

仕事上の仲間というか、上司でも先輩でもある人物とのやりとりがきっかけです。

熱い人で、溢れんばかりの愛の人、そう描写しておきます。
本人も認めているように、男女問わず、困っていると言われたら助けずには居られない性分で。

無意識に、なんの疑問も抱くことなく、本人はそうやって仲間と接しているのだと思うのですが、気がつけばペースに巻き込まれ、思い切り心を乗っ取られていたのです。

*****

人たらし。

あまり美しくない言葉かもしれません。
私は完全に、圧倒されたのでした。

憎めなくて、強引なのに断れなくて、失礼なことを言われてもつい、許してしまって。

そんな人の言動に完全にノックアウトした私は、どういうわけか早起きに生まれ変わっていたのでした。
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by cocue-cocue | 2014-08-15 06:00 | こころと思い | Comments(1)


愛を手放した日

ここのところ、断捨離スイッチが入ったようで、取りつかれたように家の不要品を処分しています。

棚を片付けていたときに、ふと手にしたファイルから、紙の束が出てきました。

記憶になかった封を解いてみると、中からカードがたくさん出てきました。

かつて、私のことを応援して下さった方からのメッセージが綴られていたのです。

私の中で、楽しく振り返ることができるような日々ではなかったかもしれません。
実際、当時の志は残念ながら実を結んでいません。

不思議なもので、カードの束を眺めているうちに、心のわだかまりがとろとろと流れていくのを感じました。
次の瞬間、思わず束ごと抱きしめていたのです。

ああ、ここには愛があったんだ。

棚の片隅で忘れ去られていたそのカードに、封印されたわけではなく、愛はそこに、ただあったのです。

自然に、ありがとうの言葉が出ました。
カードに綴られた言葉を、私はもう目にしなくてよいし、2度と思い出さないかもしれない。
それで良いんだと。
お別れの時が来たのね、と。

包みに戻し、リボンがわりの赤い紐をかけて、袋にそっと入れました。

カードは、我が家をあとにしました。

とても時間がかかりましたが、そこにあった愛は、役目を果たして、旅だっていきました。
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by cocue-cocue | 2014-07-24 13:15 | こころと思い | Comments(4)


2013年の振り返り~まとめて

以前ブログで書き始めて、そのままになっている「私に運動苦手意識を植え付けた親への文句」に繋がりそうな話題で、今年を締めたいと思います。

*****

どういうわけか私が育った家庭には「運動が得意な人をバカにする価値観」が、まとわりついていました。

私自身も、大人になるまで、体を動かすことの快適さを知らずにいたからかもしれません。

「金を払ってまで、しんどい思いする人の気が知れん」

これは、私が社会に出てから、デブ親父に「スポーツクラブの会費を払ってあげるから、体ぐらい動かしたら」「嫌がるなら老後の面倒を見てやらない」と脅したときの回答です。
「金をもらっても、運動なんかしたくない」とまで、言いました。

人間は「動物」なんですけどね。

結局、スポーツジムには通わず。
ガンになり、まとわりついた脂肪を含めて一キロ以上を除去する手術を数時間にわたり受けて。
肥満で腰を痛め、こちらも手術して。
リハビリでトレーニングさせられるはめになってますよ~

もちろん私は、介護も看病も、見舞いもしてません。約束ですから。

*****

話がそれました。

ベクトルは違いますが、夫も運動が得意ではなく(こちらは原始反射の残存が多すぎます)、いわゆる体育会系の人々を「脳ミソが筋肉」と揶揄してみたりします。

ところが。

今さらですが、デブ親父が持ち合わせていない、体育会系の方々の美徳に、気がついたのです。

ひとこと。

「動く」

はあ?と思われますでしょうか?

もっと具体的にいうと
「体を動かす」

「言いっぱなしにしない」

「知ってる、分かってる、で終わりにしない」

だんだん伝わってきましたでしょうか?

母もよく、デブ親父を称して、「お父さんは『講釈』が長い」とつぶやいていたものです。

そう、デブは、じゃなかった、親父は、頭でっかち、口先だけで、一ミリたりとも動こうともやってみようともしなかったんです。

それでいて、前回書いたように、我が子を「口先女」だの「本ばっかり読んで」と批判する両親には、憤りを覚えますが。

つまり、何はともあれ「やる」ことが大事だと。

*****

今年も、振り返ると色々ありました。

一番の気付きは、私が父と母、それぞれに対して巨大で激しい怒りを抱いていること。
ことあるごとに、怒りに火がつくと親への怒りが相まって爆発すること、を自覚しました。

怒りの根底にあるのは、自分が父と母から、大切にされなかったことです。

レストランに出かけても「デザートを頼むといったら、デザートほしさに料理を残そうとするから、あかん。食べきったら頼んでやる」と毎回繰り返す父。

食の細い私は、一度もデザートを頼ませてもらえませんでした。
就職のために実家を出るまで、飲食店で、お水以外の飲み物を口にしたこともありません。

子どもの心を踏みにじってまで、余計な出費を避けたいドケチな親父。

あるとき、我が子が頼んだお子さまセットにジュースがもれなくついてくるのを見て「あら、子どもの食事の時に、あなたたちはジュースを飲ませるのね」といい放った母。

毎日与えているなら、批判されても仕方ありませんが、たまの祖母との外食のときぐらい、良いじゃないか?なあんて、全く考えずになじる母。

この人たち、冷たすぎる、人間としておかしい。
そう思って、こちらからのやり取りは完全に断ち切りました。

親との絶縁、没交渉に踏み切ったこと。
決断への後ろめたさの残存を吹っ切れたこと。
それが、2013年最大の収穫でした。

皆様にとって、よき一年の締め括りと、新たな一年の幕開けになりますように。

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by cocue-cocue | 2013-12-31 23:59 | こころと思い | Comments(0)


素直であること、の強さ

「これいいよ そう言われてやってみる素直な人には いつもいいことやってくるよね」


心屋仁之助さんのブログで見かけました。

私がお世話になった方も、ご自身を効き目が出やすいタイプと位置付けておられて、その理由は「素直だから」「良いと言われたことは、とことん取り組むから」とおっしゃっていました。

素直であること、それは強さの証だと感じます。

*****

母親は、習い事が大好きな人でした。

今から思えば、好奇心があっただけではなく、わからんちんの夫(私から見たら父親)や、その親戚を取り巻くあれこれなどから、彼女は逃避したくてたまらなかったからだ、とわかります。

しかしながら、「なにかひとつを極めるのは嫌だ」と主張、次から次へと洋裁・手芸分野に手を広げていました。

そんな母親の持論が「必ずしも、言われた通りに従う必要はない」でした。

*****

確かに、盲目に従属する必要もないかもしれません。

しかし、母親は常に、自分にあったやり方と称して、よく言えば創意工夫を、けなすなら自己流の解釈で物事を取り入れるため、いわゆる「効き目が出ない人」に陥っていました。

頑固と言えば、それだけかもしれません。
あのクソ親父の言うことはいちい真に受けるのに、娘の助言も専門家の言葉もまともに聞き入れません。

*****

今さら、親を変えようなんてさらさら思いません。
だけど、もたれかかってきて欲しくないし、なるべく関わりたくないんです。
なぜなら、親が凝り固まったままの間に、私は変わったからです。

*****

「騙されたと思って、やってみて」
そう言われたとき、軽いフットワークで試してみようと思える私でありたい。

娘のことを「頭でっかち」「口先女」だの「本ばっかり読んで、実質が伴わない」と散々けなしておきながら、(以前ブログにもアップしましたが)10年以上前から「やるやる」詐欺で習おうとしないカリグラフィなど、腰が重い母親(そしてテレビの前で座り込んで文字どおり大仏みたいに固まったままのクソ親父)。
彼らと一線を画して生きていく爽快さを、味わう昨今です。


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by cocue-cocue | 2013-12-29 00:30 | こころと思い | Comments(2)


似合うと気付いていた、でも思い込まされていた

カラー診断を受けて、手持ちの服に向き合って気がついたこと、その2です。

気に入って選んだのに、母から「何でこんな服買ったの?」とダメだしされたものや、他のアイテムとテイストが合わなくて使いこなせなかった服があります。

後ろ髪を引かれて、処分せず取ってあったのですが、あら不思議、診断結果に照らしてみると、どんぴしゃりの似合う要素満載なんですね。

どうやら自分で、似合う服の傾向はうすうす感じ取っていたのかも。

一方、第一子の出産前まで、服を買ってきて寄越す母の言葉に、自分の服選びをものすごく縛られていたことも、今回明らかになりました。

*****

母は洋裁の腕前がプロ級で、幼い頃は手作りのワンピースやスカートを着ていました。

今回、カラー診断とあわせてスタイル診断も受けたのですが、似合うと教えていただいたテイストの布を見て、驚きました。

まさにこの柄の布地で、ワンピースを作ってもらったことがあるのです。

しかしながら、色はというと、残念ながらNGカラーだったのです。

*****

人間、なかなか完ぺきとはいかないものですね。

似合う色について、母から二つのことを言われて育ちました。

「あなたは、汚い色は似合わない」

そして「あなたは、ピンクは似合わない」

前者はカーキ色やブラウン系統が似合わないということで、今回の診断どおりでした。

しかしながら、ピンクは得意な色ベストファイブにしっかり入っていたのです。

「赤ちゃんの頃から、ピンクを着せると似合わないから、黄色や水色ばかり着せて、男の子に間違えられた」という私。

水色は似合う色の一つなのですが、黄色は全くダメな色との結果でした。

その延長線上で、母にも言われて似合うと思い込んでいたペパーミントグリーンも、NGカラーでした。

****

かなりいい線まで、私に似合うものを教えてくれていた母。
一方で、色については残念な結果でした。

そして、ファッションのテイストやデザイン性については…五分五分だったようです。

詳しくは、次回に。

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by cocue-cocue | 2013-10-22 16:30 | こころと思い | Comments(0)


「絶対休むな」よりも、効果的なこと

前回のエントリを書いたあと、初めて立ち寄ったブログで、非常に興味深いエントリを拝読しました。
私の書いたことと繋がっていたので、許可を頂いて、紹介させて頂きます。


fujita counseling @chigusa fujita

大人にはあるのに、子どもには ないも の。その一つが 有給じゃない???


http://s.ameblo.jp/fujita-counseling/entry-11617751840.html

ふじたさんは転勤族のご一家で、お子さんたちが環境の変化にさらされる機会も多かったことから、「有給」と称して、休みたいときは休んでも良いよって、おっしゃっていたとのこと。

原文より一部、抜粋をご紹介しますね。

**ー引用ー**

有給のメリットは、恐らく

「少しの現実逃避」→これも必要である ^^

「ズル休みできる」→ →ズル休みしたっていいじゃないかぁ~ って気持ち^^

そして

「明日ズル休みしたい…」

ではなく

「明日有給取るわ」

って言葉を使えることで

休む=罪悪感&悪いこと

というネガティブな感情を沸かせること なく使えるところ。

…でしょうかね^^

こちらも、「あそ^^」って感じで流せ る。

勿論、そいうときは 何か抱えてるものが あるのかもしれま せんが あえて そこには触れない。

これ暗黙のルールですね^^

もう黙って応援するしかないわけですか らね…

*ー*ー*ー

なんかとても、うらやましいなあって、思ったんです。

人間だから、バイオリズムもあるし、気乗りしないことも、疲れがとれないままということもある。

それを「何がなんでも休むな」ではなくて、「休んでもよい」って思っていられることで、行きたくないなあと思わせる心の重石を軽くできるように感じるのです。

もちろん、ふじた家には親子の信頼関係があったからこそ、ではあると思います。

学校なんてどうでもいいとか、やりたいことだけやっていれば良いとか、そういう意味ではないと、親子とも了承の上で、かなと。

続きの引用です。

*ー*ー*ー*ー*

でも、親が育ってきた環境によっては、

「ズル休みだなんて!ふじたさん 癖になったらどうするんですか!」

って思ったり

「そんな子育てしてたら ろくな社会人になりっこないわ!」

って思う親御さんも おられるかもしれ ませんね。

では質問です。

あなたは実際にこれを許されてきたので しょうか?

「休みたかったら休んでもいいよ。」

って言ってもらった事があったのかしら ?

そして実際に休みましたか?

その経験がある人は実際に癖になりまし たか?

ない人は その経験が無いのに どうして癖になると 決めつけられるの ですか?

*ー*ーここまでー*ー*

私の実家は、休みたいときは休んでもよいなんて「そんな甘えは、断じて許さん」(父親)でした。

その結果、娘の私は、何がなんでも休むな、という根性論でがんじがらめになり、最悪の手前で手を打つ、という見極めができないまま、大人になって二回も入院しました。

結果的に、我が母のモットーでもある「人様に迷惑をかけない子供」どころか、はた迷惑な社会人と成り果てたのでした。

(これなら学校を休むほうが、よっぽど迷惑をかけませんよね)

私だって、嫌だからしない、を全面的に容認するわけではありません。

いちいち認めていたらきりがない、わがままになる、私の両親はそう信じこんでいて、今もそうでしょうね。

でも「嫌だからしない」はダメだから「嫌でもする」しか道はない、と子供に押し付けるのは間違いなのでは。

「嫌なときは、しなくてもいい」という糊しろがあるだけで、追い詰められなくてすむのになあと、どっぷり昭和の子育てを施された私はしみじみ感じたのでした。

※ふじたさんのブログ、含蓄ある分析や、次世代へのエールが満載です。ぜひご覧になってくださいね。

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by cocue-cocue | 2013-10-15 10:15 | こころと思い | Comments(0)


あの頃、私が眺めていたものと、いまの暮らし

私は関西の住宅街で育ちました。
両親の地元は隣の市内、両家の親戚のほとんどが同じ市で暮らし、一部が隣の県にいる、そんな環境でした。

親からは進学先を指定されていたこともあり、親元を離れるなどあり得ず、下宿生活は夢のまた夢、でした。

****

十代の頃、何とはなしにお小遣いで買って、集めていたものが二つあります。

雑誌の一人暮らし特集号と、摩天楼の夜景のポストカードでした。

****

実家は山の麓にあり、近くの公園に時おりイノシシが現れました。
光輝く高層ビルなんて、大阪や神戸の市街地ならまだしも、隣近所にはありません。

なぜ摩天楼の夜景に心引かれたのか、自分でもよく分かりません。
物珍しく感じたのでしょうか。
日本がまだバブル景気に浮かれていたので、時代の気分だったのでしようか。

****

一人暮らしの特集は、自分の人生に関係はない、疑う余地もありませんでした。
役に立つはずなどないのに、見付けては買って、読み込んでいました。

親の価値観なのか地域性なのか、はたまた時代背景か分かりませんが、嫁入り前の娘が一人暮らしなんて許さない、そんな親の意向を先取りしていました。

氷河期と言われる頃に就職活動を迎えたときも、自宅、つまり親元から通える職場で働くものだと思い込んでいました。

ひょんなきっかけから採用試験を受けた先から内定が出て、まさかの東京ひとり暮らしを始めることになるとは。

気が付いたら、摩天楼は大袈裟ですが、高層ビルの夜景が見えるところで暮らしていました。

****

幼かった私が、吸い寄せられるように集めていた雑誌と写真絵はがき。

じっと眺めるだけだったのに、気が付いたら、どちらも私の人生で現実となりました。

家から出たいと強く願った記憶はありません。
どうせ無理だと、端から選択肢に入っていなかったのです。

ところが、まさかのタイミングで、実現したのです。

****

就職を機に実家を出ることに、両親は意外にも抵抗しませんでした。
(母は「3年だけよ」と言いましたが、従いませんでした)

当時はあまりにも就職活動が厳しかったことから、親の縁故で就職したり、大学院進学や留学に転じる例が周囲には非常に多かったのです。

一般公募で採用内定を得た娘に対し、就職先を反対したとしても、代わりの進路を用意できないことを両親は自覚していたのでしょう。

****

10代だった私が眺めていたもの。
いつの間にか、画像を、心に焼き付けていたのかもしれません。

採用試験を受けたとき、内定する確信もなければ、摩天楼や一人暮らしへの切符になるとも予想していませんでした。

もがくことも、あがくこともなく、今ここにたどり着いている。
そんな姿を自分で振り返り、繰り返し目にしたものの影響を強く感じています。



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by cocue-cocue | 2013-10-06 01:30 | こころと思い | Comments(0)


タブーを破る

戦中育ちの親を持てば、多かれ少なかれ避けられないのかもしれませんが、私の実家にはいろんな禁忌がありました。

でももう、私は、とらわれなくて良いんじゃないか。
そう思い始めまして、あえて目をつぶったり、親の教えを破ったりしています。

些細なことではありますが、書き留めます。

「夜に笛を吹くと、蛇が鳴る」

実家では、日没後に口笛を吹くとこっぴどく叱られました。
学校の宿題のリコーダーも、夕方以降は練習させてもらえませんでした。
中学時代のアルトリコーダーは、部活で帰宅が遅くなるため、練習がなかなかできなかった記憶もあります。

我が家の子供たちが、おもちゃのラッパを吹きます。
夜だと止めさせなきゃ…という思いにかられていましたが、近所迷惑にならない限りは、止めさせる理由もないだろう、今はそう考えています。

「夜に爪を切ると、親の死に目に会えない」

これも有名でしょうか。
子供が生まれる前は、かたくなに守っていました。

でも、気が付いたのです。
沐浴指導を受けて、お風呂上がりの赤ちゃんのお手入れに「爪切り」が入っていたのです。

なんだ、全然ダメじゃん。(我が家は夜に入浴します)

以来、爪は気になったときに昼夜問わず切ります。

「新しい靴は、晴れた日の朝に下ろす」

乳児の靴を新調したいとお店にいったとき、今の靴はもう窮屈だと指摘されました。

試着した靴を買うことになり、売り場の方に「このまま履いていかれますか?」とたずねられ、一瞬戸惑いました。
もう日が暮れていたからです。

でも、わざわざ窮屈だと言われた靴を子供に履かせることもないだろうと、タブーを破り、そのまま新しい靴で店をあとにしました。

****

どれもこれも、私の行動を母が知ったなら、激しく非難すること必至です。

今の私は、禁忌は禁忌として聞いたけど、実践するかどうかは自分で決める、そんな心境です。
ずっと守ってきたけれど、もう止める。

そんな風に考えると、自分の行動がいかに親から吹き込まれたことに縛られてきたか、日々驚くばかりなのでした。



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by cocue-cocue | 2013-09-30 16:15 | こころと思い | Comments(2)

    

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