ツクツクボウシの鳴き声が聞こえて、夏休みも折り返したことを実感します。
仕事でも日々の生活でも、何か光るものを感じる人には、センスが備わっている、そんなことを感じる機会が増えています。
なかなか言語化しづらいものの、反射的、自動的にその人のなかから沸き上がる何かを投影し、目に見える形や耳で聞こえる音として形作られているような。
学んで磨くことができるでしょうし、ある程度はこれまでの人生の歩みを反映しているとも言えそうです。
違和感、苦手意識、なんとも言えないざらっとした感じを抱くとき、理由を文章で説明できることが多いものの、言葉より体が先に反応します。経験値が瞬時に情報をより分けて、判断しているような。
屋根の上から伝わる深夜の雨音も、気になる人から見ればにぎやかですが、無関心な人の耳は素通りどころか気配すらとらえないかも。
私も持っているであろうセンスは、どうなのかしら。
気にかけてみたくなりました。