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日々是呼吸


娘を「口先女」呼ばわりした母の、立派な言動(その3)

両親と没交渉になり、何ヵ月か過ぎました。

私の人生で二度目の没交渉です。
今回はまだ、生々しいので、風化した前回の没交渉はなにがきっかけだったか、書いてみます。

****

それは第二子の出産を翌月後に控えた、冬の日でした。

第一子の出産時は、予定日前から実母に来てもらいました。産後も、しばらくわが家に母が滞在していました。

第二子のときも同様に考えていたのですが、日が近くなっても、どうも母が煮え切らないのです。

長期間来てもらうのは今回は無理かな、そう思って、単刀直入に都合と意向を聞いてみました。

端的にいうと「今回は手伝えない」との返事だったのですが。

(そこに至るまで、まあぐずぐずはっきりしなかったのです)

理由は「父のガン再発」でした。

初耳でした。

****

私が怒り狂ったのは、煮え切らない母とのやり取り(今回は手伝えない、お父さんのガンが再発したから)を夫に報告したときでした。

「お父さんのこと、お母さんから聞いてたよ」
夫がポツリと言うのです。

???なんで?

****

第二子の誕生前に実家にあてた年賀状に、夫が「出産の手伝いなど、今年もお世話になります」と書いたのですが。

年明けすぐ、実母が夫の携帯に電話を掛けてきたそうです。

「娘には言わないでほしいが、主人(私の父)のガンが再発したから、今回は産前産後の手伝いはできない」

「あなた(夫)の親御さんに連絡して、こういう事情で今回は私が手伝えないので申し訳ないと伝えてある」

そして、こう加えたそうです。
「娘には黙っておいてくれ」

***

さすがに夫は、諭したと言います。

「そういう大事な話は、娘さん(私)に早く伝えたほうが良いのではないか」

しかし母は、拒んだのでした。

「主治医の先生から、正式に話があってからにする」

私が母から手伝いを断られ、その理由(父の病気)を聞いたのは、夫より一ヶ月後でした。

*****

私は、怒りに怒りに、怒りました。

どうして、父の病状について、私の頭越しに、夫や、夫の両親に勝手に先に伝えるのか。

私に伝えないなら、私の夫にも黙っておけばよいではないか。

しかも勝手に、娘の私になにも言わず、娘の出産の手伝いはできないと、夫の両親に先に連絡するとは、順序がおかしいではないか。

一言でいうと

「そんなに、娘の私をないがしろにしたいのか」

****

私が怒って電話で母をなじると、母はこういい放ちました。

「○○君(夫の名前)、黙っておいてくれといったのに、勝手にしゃべって!!」

いやいや、違うだろう。
私が事実を知ったと確認したから、夫は真相を知らせてくれただけ。

しかも夫は、こういう話は時差があってはならないから、一刻も早く伝えるようにと、母に
助言までしたのです。

****

ちなみに私は、父の詳しい病状について、再発したとしか知らされていません。

「詳しい資料を用意して、改めて正確に説明したい」とかなんとか言って、いまだに話は聞いていません。

母が娘を除け者にして、娘の夫とその両親に再発話を打ち明けて、一年半以上過ぎています。

*****

いろいろあって、私は父が死んでも悲しくもなんとも思わないのは事実です。

しかしながら…
母は隠蔽を通じて、何がしたかったのでしょうか?

しかも、娘を孤立させる形で、情報は関係者には伝えているのです。

****

信用できない。

私は、自分の母が、信用できません。

後日談は、次回に続きます。


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by cocue-cocue | 2013-08-25 18:45 | 親への違和感 | Comments(8)
Commented by ココリン at 2013-08-25 21:45 x
cocue-cocueさんのお母様は、cocue-cocueさんに心配かけたくなかったのではないでしょうか?・・と普通ならばそう思うかもしれません。
娘婿に先に伝えたのもそういう気持ちがあったからなのかもしれません。
ただ、順番が逆じゃないかと思われる気持ちはすごくわかります。
お母様とcocue-cocueさんのお気持ちが少しズレがあるような気がします。母娘といえども考え方が違うしぴったり合うということが
あるとも思えません。いままでずっとブログを読ませていただいているので、cocue-cocueさんのお気持ちお察しいたします。
Commented by まふ at 2013-08-25 23:02 x
はじめまして。
断捨離をはじめたのも最近なんですが、自分の内面と向き合う事はすっ飛ばして物理的な断捨離をしてきました。今日のタイトルではじめてcocue-cocueさんのブログを読んでご両親との関係の過去記事を少しだけ読んでみました。
自分のことと重ね合わせて色々と考えさせられました。
今はあまり時間が取れないのですがゆっくり過去記事を読み返させてください。こうゆう内容の記事を書いてくださりありがとうございます。今ちょっと放心状態です。自分と向き合わないといけないのかもしれません。苦痛を伴いそうです。でもその前にいつものように拒否反応を起こしそうです。ありがとう。
Commented by 山野みかん at 2013-08-26 16:38 x
必要な情報を知らせず、その時になって「お前はそんなことも知らなかったのか」となじるのを楽しみにしている母親を持っているので、記事を読ませて頂いて自分の母親を連想しました。
私の母親の場合は、優位の立場にいることを確認したい。確認せずにはおられない。そのために巡らす伏線。自分が何をしているのか、したいのかわかっていないと思っています。
Commented by cocue-cocue at 2013-08-27 00:38
ココリンさま

コメントありがとうございます。
そうなんです、普通は「娘に心配かけたくなかった」から、が動機になるんだと思います。

しかしながら、期待を裏切らず(苦笑)そうは問屋が卸さないのが我が母でもあります。

まあ、親子とは言え、ズレがあるのは当たり前で、私がその事を痛感した後も、母にはそれが理解できない、というのは、残念でもあります。母の思う通りに反応しない娘が間違えている、ここから一ミリたりとも動かない…

すみません、レスにするには重すぎましたね。エントリ立てて書く内容でしたf(^^;

続編でそのあたりに触れます。
よろしければ、ご覧くださいませ♪
Commented by cocue-cocue at 2013-08-27 00:42
まふさま、はじめまして。

ブログを始めた当初、まさかこんなエントリを書いたり、このような内容に思い至るだなんて、全く予想していなかったんですよ。

肝心の断捨離は、目に見えて大きく進んだとはとても言えず、明らかにどこかに迷いこんでいる状態です。
しかしながら、断捨離を契機に、部屋からがらくたが消えるのもありなら、家にあるものを通して自分の心のなかを覗き見するのもありかなと、勝手に拡大解釈しています。

親ネタ、どんどん加速しているのは事実なので(/- -)/古いエントリの方がマイルドかも知れません。
なにかお役に立てるきっかけになれば、うれしいです。
Commented by cocue-cocue at 2013-08-27 01:35
山野みかん様、

私の場合は、母が底意地の悪い人間なのかも…そう思わなくてはならなくなったのが、実は少し辛かったりもしました。

しかしながら、みかんさんのブログに引用されていた「親力の低さ」というキーワードで、そうそう、それなのよ!!と。
偉そうなことを言えない子育てをしつつ、でもやはり、我が親は、親としては残念なレベルだった、と認めざるを得ない昨今です。

また、ブログにもお邪魔しますね♪
Commented by tea at 2013-08-27 09:37 x
いつも読ませて頂き深く我が母のことを思考します。

まだ母から気持ちが自立できていないかも。
第二子出産した私の枕元で(嫁に出した娘の孫なんて面倒見てもつまらない、どうせよその子)と言った母です。

苦労している私に 不幸を受け持っているから
そのままでとも言う母です。

初めて我が子を抱いた時に(母と真逆の言葉を口から出そう)と思った事です、反面教師として最高かしら。
Commented by cocue-cocue at 2013-08-28 00:44
tea様、

コメントありがとうございます。

「嫁に出した娘」のくだりで、そういえば私も、と思い出したエピソードがありました。またアップしてみますね。

私の母の場合「自分がされて嫌なことは、ひとにしない」と主張するのですが…娘から見て、母親から言われたくない言葉があまりにも多いため、彼女はどんな感性、感覚の持ち主なんだろう?と、理解に苦しむのです。

tea様のお母様も…ご自身が言われてきたことを、娘さんに繰り返してしまっているのでしょうか?
とはいえ、言われる側のお辛い気持ち、とてもよくわかります。

反面教師にしているところではありますが、あまりにもネタがエンドレスで…いったいどこまでいけば、着地するのか?と、自分が抱えてきた傷の深さと数の多さに唖然とするしかありません。

何かしら、お役に立てると良いのですが。

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出して、取り入れて。ものや知恵と出会い、手放す毎日。
by cocue-cocue
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