前回の続きです。
母親は娘の人生に嫉妬している。
そんな風に感じたこともありました。
しかし、加藤伊都子さんの著書「私は私。母は母。」を通じてわかったこと。
母親は、自分がそうであったように、娘を日本社会が女に求める役割の型にはめようとするため、娘に希望を抱かせないようにするのです。
具体的には、娘が調子に乗らないように、「あなたは主人公なんかじゃない」とことあるごとに伝えて、娘の自己肯定感を引き下げ、また行動することを諌めるのです。
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前回書いた、占いの結果にしても、娘の私は、おかあさんの人生をこえることなんてできないのよ、と言いたいばかりに、占いをたてに、権威付けしながら伝えてきたのですね。
家の話も、いちおうは庭付き戸建てを飼って住んでいる母は、あんたにできるならやってごらんなさいよ、と見くびりたくて、持ち出したのでしょう。
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母の言動の何割かは、著書によると、社会から課された日本の母親としての役割から出たものかもしれない。
そんな風に思えたのは、私の心の重石を少しは軽くしてくれました。
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でも、書いても書いても…
やっぱり母独特の、邪悪な性質がゆえの発言だよなあ、と思えるのは変わりはありません。
まあ、そんな母とは、距離を保つことで、私の心の平安を守る日々です。
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