日々是呼吸


正しいことは口にして良い、が… 実家の見えない憲法

家庭的な環境で、楽しみより正しいことが優先されていた私の実家には、こんなルールもありました。

*正しいことや事実であれば、口にして良い

日本社会に顕著な傾向かと思いますが、有力者や人気者といった、影響力のある人の言動には寛容で、望ましくないふるまいがあっても大衆は見て見ぬふりをしがちではないでしょうか。
(そしていったん、振り子が反対に触れると、突如としてバッシングの嵐が巻き起こります)

庶民ならではの処世術だとは思いますが、自分の方が圧倒的に強いと思わない限り、特定の言動や事象で、自分が許しがたいほど明らかな被害を受けたり、権利を侵害されたりしない場合では、声をあげない人が多数派と言えそうです。

ところが我が家では、権力におもねることはない、という精神がどこかあり、間違いや誤りを指摘することはむしろ奨励されていました。

まだ昭和の時代、私が幼い頃の話です。
実家のある町では、地元の中学生によるいたずらが横行していました。

クラブ活動で民家の敷地に飛ばしてしまったボールを取り戻そうと、生徒が勝手に民家の敷地内に入って庭を歩き回って荒らしました。
そのうちに味をしめて、庭の物置から買い置きのジュースを盗んで飲んだり、下着泥棒も起きました。
ガレージでシンナーを吸う輩までいたようです。

多くの家は、そんな被害を受けていても、甘んじていました。
自分の子供が世話になっていたり、もしくは世話になる可能性のある中学校を敵に回したくはなかったからでしょう。

しかし私の親は違っていました。
現場を目撃したら、逃げようとする「犯人」を捕まえて厳しく叱るのはもちろんのこと、学校に直接報告して、改善を求めていたのです。

わが親は今でいうクレーマー的に受け止められていたのでしょうか。
ボールを飛ばしてくる部活の顧問や教頭といった先生が新たに着任されるときは、挨拶にこられていました。

学校との関係は、母が教職経験者だったのも一因と言えそうです。

本来学校が指導すべき点がなされていないというアラが見えたりもしたでしょうし、普通は生徒や保護者の立場でしか接していない学校の当事者だったという経験は、必要以上に敬遠しない姿勢を後押ししたことでしょう。

とはいえ「まあまあ、そこまでカッカしなさんな」という反応がどうやら一般的らしい、と知ったときの驚きは、子供にはかなりのものでした。

今回のルール、見方によれば民主的です。
が、実家では追加的に、こんなルールもありました。

*親の間違いや誤りは、指摘してはならない

え、どうしてこうなるの???

次回に続きます。

*補足

父親を発達障害というキーワードで振り返ってみると、あまりにも「あるある」ネタが多すぎることに気が付き、たまたまであったブログで見た自閉症のお子さんの話と符合したと感じたとき。

発達障害の切り口で綴られるブログを知り、あるエントリに父についてのコメントを残しました。
ご丁寧に返答を下さったのですが、そこには「パーソナリティ障害」を学んでみてはいかがですかというアドバイスがありました。
さっそく書籍を探して、ページを開きました。
そこには…驚くべき記述があったのです。


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by cocue-cocue | 2012-10-09 13:55 | 親への違和感 | Comments(0)

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