乳飲み子を連れてぼちぼち出歩くようになってきました。
少し前から、検診や予防接種で外出の機会はあったのですが、あくまでも「非日常」の位置づけでした。
そろそろ、日課としての外気浴や散歩が必要な時期になったのです。それは同時に、身支度という課題が日常的になってくることを意味します。
産前産後の悩みの一つが「体型の変化幅が大きすぎて、着るものに困る」というのがあります。
今回は冬の終わりの出産だったので、いわゆる産褥期は授乳機能付きパジャマで過ごしてばかりいました。重ね着、もと厚着の季節だったこともあり、着替えて出かけるというのが非常にハードルが高かったのです。
気候も良くなり、さすがにパジャマで終日過ごすのもためらわれるようになり…トップスは前開きか授乳口付き、プラス羽織りもの、でよかったのですが、問題はボトムスでした。
妊産婦の体型が最も変わるのは、おなか周りです。いわゆるマタニティパンツは複数持っていましたが、産後は笑っちゃうぐらいにぶかぶかになるので、使い物になりません。
出産日から妊娠前に向かって、時間をさかのぼるように着るものを変えていける、といいたいのですが。
産前は出勤していたため、当時活用したのはいわゆる仕事着、しかもジャンパースカートやワンピースが中心で、授乳が不便どころか不可能な服ばかりでした。
仕方なく、手持ちのデニム1枚をずっと履いていました。
履きたいと思ったジーンズはおなか周りがまだ合わなかったり(そのうち入る日がくる、はず)、布地の厚さが季節にあっていなかったりして、あきらめていました。
そろそろ買うしかないな、と思って、近くの商業施設に行ってみるものの、赤ちゃん連れで試着するのは決して簡単ではありません。お昼寝のタイミングに、うまく試着したい商品が手元にあるといいのですが…
先日も、ユニクロと無印を訪ねてみましたが、試着まで至りませんでした。残念。
……ところが、自宅でたまたま子どもが一人遊びしていたタイミングに、ふと思い立って、手持ちのボトムスを試し履きしてみたのです。
中身が整理できたら、いずれは処分しようと思っている、ズボンが入っている蓋付きキャスター付きのPPケースを開けると…
持っていたことを失念していたあのストレッチパンツが!しかもはいてみるとピッタリ。
買ったまま、着る機会を逸した(買った直後に一回目の妊娠をしたため)デニムも、ばっちりでした。
新しいズボン類、買わずに済んだというよりは「買うチャンスが来なかった」だけともいえますが…持っているものを確認したことで、新たな出費も、持ち物の増加も、同時におさえることができました。
まだ産前の体重には戻りきっていない私。当面はサイズジプシーを続けそうです。
産後の時期は衣類の断捨離に取り組むには限界があるのですが、まずは手持ちのものから、という原点にかえる、好機となりました。
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