夜、久し振りに夫とワインを開けて、好き勝手なおしゃべりを楽しみました。
引退後は緑豊かな、時間がゆっくり流れる町に引っ込んで暮らしたいね、と夢を語り合いました。
今は子育てしながら仕事をしているので、時間を有効に使うためにも、利便性が最優先という立地に暮らしています。
快適ではありますが、根を下ろす場所ではないね、という思いは一致しています。
今の暮らしを維持するにも、この近くで今の条件並み、または上回る住まいを探したい気持ちも現実問題としてあります。
しかしながら、私のなかでは夢の住まいに思いをはせる方が、よりわくわくするのです。
いっそのこと、子どもが巣立つのを待たずして、自然環境にも恵まれた理想の家を手に入れた方が良いのではないか、そんな気持ちを抱いていることに気付きました。
例えば週末はその住まいでのんびり過ごして、平日は働く場所に近いところで暮らす。
二重の生活になりますが、オンとオフを切り替える、メリハリある生活が実現するかも知れません。
将来の定住を見越して、時間をかけて基盤を調えるのも楽しみの一つになりそうな予感がします。
少しずつ、ゆっくりと。夢の家に手を伸ばしていきたいな、ワイン片手に願う夜でした。